シェルターでは里親募集に出す前の犬や猫を預かり、譲渡に耐えられる成育段階まで飼育したり、病気の治療をしたりすることを日常業務にしています。
また、中には当然譲渡不適性の犬猫もいますから、彼等の終生保護も重要な業務です。
私達はシェルター収容の仲間達から飼育に関する多くの経験を学び、彼等の生活の中から犬や猫と共に生きることの喜びを与えられています。
トミーは千葉県の動物愛護センターから来ました。
その日殺される数十頭の中にいた1頭です。
トミーと同室のその日殺された犬達 (一部)
引き取り直後のトミー。

一緒に引き取られた2頭と一緒に。
捕獲犬は殺されるまでの1週間の間に痩せ衰えてしまい、トミーも例外ではなかったのですが、もともとは毛艶もよく、体もしっかりしていることを伺わせました。
健康を回復したトミー

トミーが迷い犬であることはほぼ確実でした。
そうでなくとも、捕獲される寸前まで飼われていたことは間違いありません。
捕獲場所と日時が分かれば、飼い主を探してあげることも出来たのですが、施設で情報提供しないためそのままシェルターの一員になりました。
千葉県の農村部では一日中鎖で繋ぐことをせず時々犬を放してあげる飼い主さんがいるようです。一方で新興住宅街などでは放れている犬を見れば直ぐに保健所に通報する人達がいます。
農村部と新興住宅地が混在する地域では飼い犬の捕獲が多く見られる理由です。
現在のトミーの生活

若くても成犬だったため、仲間に溶けこむのに少し時間がかかりましたが、今ではすっかりシェルターの犬です。

寝室で仲間と一緒に寝ているところ。
トミーはアイちゃんが大好きです。
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